寝違えと枕の関係

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寝違えとは何か

寝違えとは急性疼痛性頸部拘縮(きゅうせいとうつうせいけいぶこうしゅく)のことで、朝起きて首が痛くなることを指します。筋肉がこわばるため動かしにくく、無理に動かそうとすると痛みを感じ背中や肩まで負担がかかってしまいます。寝違えは、首こりと呼ばれることもあります。寝違え、つまり寝ている姿勢を違えてしまって、不調をきたすことです。酷い場合には、頭痛、吐き気がでることもあります。

通常は自然と治る

一般的な寝違えは3日も経てば自然に治っていますが、重症化すると肩などのしびれが残るため整形外科での治療が必要となります。病院ではX線写真やハンマーで叩くなどの検査を行い、頚椎椎間板ヘルニア他の病気が隠れていないかをチェックしてくれます。普通の寝違えであれば、炎症を抑える湿布や鎮痛消炎剤などが処方されます。こわばった筋肉をほぐすためにマッサージを行うのも良いですが、痛みを我慢して無理やりマッサージをすると余計な負担となるため3日ほどで痛みが消えない場合は自己判断ではなく整形外科に相談します。

寝違えは、自然と治ることが殆どです。数日しても症状が軽くならない場合は、病院に行きましょう。

寝違えの原因

寝違えの原因は、就寝中に姿勢が悪くなり首周りで血行不良を引き起こすことです。再び寝違えを起こさないためには快適な環境で眠りに就かなければなりません。実は寝違いは外傷ではないので、炎症を治めたり、筋肉の凝りなどを薬で弛緩するぐらいしか病院でもできません。レントゲンなどの画像を見ても患部に変化がないことが多く、ほとんどの場合の原因は不自然な姿勢で長時間寝てることで、筋肉が凝り固まっていたり、筋肉に過度の負担がかかってしまったりして炎症を起こしている状態です。そこから急に起きて動かすので痛みが出てしまうのです。

枕選びが大切

そこでポイントとなるのが自分に合った枕選びです。枕は高すぎても低すぎても姿勢を悪くします。枕の硬さは後頭部が少し沈み柔らかく包まれているようなものが良いです。ポリエチレンパイプやビーズのような素材は、後頭部から首にかけて適度な隙間が作られにくく圧迫感が出ます。真ん中だけ凹んで圧迫感を無くした形状の枕もありますが、後頭部がフィットしすぎて寝返りの回数が減る可能性があります。寝返りが少ないと血行不良を引き起こしやすくなるため、高さや硬さが気に入っていても頭を動かしにくいと感じた枕は変えるのが良いです。

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寝違えはケガではありません

朝起きると首から肩が痛くなり、首を動かせないという寝違えの経験は、一度は経験したことがあるでしょう。日常生活にも支障が出て辛い数日間を送ることになります。痛いのに病院に行っても劇的な解決方法がなくて、数日間はかばいながら、徐々に良くなるため、病院に行かずに我慢する方も多いようです。

筋肉が破損したり神経にダメージがあったり、骨に影響があるわけではないので外傷ではありません。特に多いのが枕があっていないために頭が支えられていない、変な位置で支えることで首に負担がかかり寝違えになってしまうパターンです。本来は枕は頭と首を楽にするための道具ですが、支えきれていない、または疲れ切って深い眠りで中途半端な位置で頭を枕にのせてしまって長時間過ごすと、首が不自然な状態になります。普段は取らない姿勢を長く続けることで、首や肩の筋肉が凝ったり、軽い炎症が起きてしまいます。

眠ってしまうと途中で自分で気づいてコントロールできませんので、枕は頭にフィットしてしっかりと支える構造のものを選ぶようにすると、寝返りをうっても自然な体制にしてくれます。寝違えの予防には普段から体を適度に動かして柔軟性を高めておくことも大切ですが、同じ姿勢が比較的続きやすい就寝中の枕選びも重要です。寝違えになってしまったら、少しずつ動かして無理をしないことがポイントです。数日様子を見て改善が見られないようなら、他の部分の診察も必要なので病院で診察してもらうことがお勧めです。

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寝違えを防ぐための枕、敷布団・マットレス

寝違えを防ぐには、首(頸椎)のカーブを保つことができる枕を使うことが大切です。また、枕だけではなく、敷布団・枕にも注意を払うと良いです。反発力の低い敷布団・マットレスを使っていると体重による沈み込みにより、腰周りに負担が掛かります。腰が沈み込んでしまうと、身体全体が適切な寝姿勢にはならなくなってしまい、余計に首(頸椎)に負担が掛かってしまって、寝違えになることもあります。

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